国家級無形文化遺産「杭州評話」による宣伝を

2022-11-25 10:52:45

拍子木の音で始まる「杭州評話」は、古今を語る民間芸能である。10 月 21 日の午後、大関町内西一コミュニティの「百姓寄席」で行われる「党二十大報告精神宣伝」シリーズイベントは、朱剣萍氏の「杭州評話」からスタートした。朱氏は「杭州評話」で中国共産党第 20 回全国代表大会の報告の精神を解説した。

「杭州評話」は「杭州大書」として知られ、南宋時代の「説話」に由来しており、我が国における重要な南方評話である。杭州方言で語られる「杭州評話」は、物真似や声帯模写などを活用する。2006年、大関町内西一コミュニティに「百姓寄席」が設けられた。これまでに「百姓寄席」で上演された「杭州評話」は5,000回以上に達し、観衆の延べ人数は23万人以上となった。この「百姓寄席」は相前後して浙江省文化ステーション、浙江省優秀生涯学習ブランドプロジェクト、浙江省優秀コミュニティサービスプロジェクト、第一陣無形文化遺産伝承保護基地などの名誉称号を獲得した。2008 年に、「杭州評話」は第二陣の中国国家級無形文化遺産リストに登録された。

「党二十大報告精神宣伝」シリーズイベント当日、朱氏は「杭州評話」をもって、中国共産党第 20 回全国代表大会の報告書における新表現、新結論、新判断を解説した。「標準語」を「杭州方言」に、「書き言葉」を「話し言葉」に、「抽象概念」を「具体意味」に言い換えたため、その内容はだいぶ分かりやすくなった。それに加え、朱氏の身振りや手ぶりも見事なため、現場は非常に魅力的である。朱氏はここ10年間、大関町内における「収入増加、生活環境改善、古いコミュニティのエレベーター増設、地下鉄の普及など」といった変化を具体例に、党の二十大報告でまとめた「中国共産党は人民を率いて政権を取る。国家を守るということは人民の心を守ることである。人民の基本的な利益を実現・維持・発展させなければならない」といった結論を解釈した。

大関町内は今後も、「百姓寄席」という特色のある文化陣地をいかし、新時代理論宣伝のかたちを革新し、党の二十大報告の精神を人民の心の中に定着させていく。

「百年風雨百年路,碧血長空慷慨赴(揺るぎのない覚悟で風雨苦難のある百年を歩んできた)。一葉扁舟浪里行,煙波浩淼天翻覆(荒れた波に負けず、それを乗り切っていくたった一隻の舟)。盛会欣聞十月開,群情激奮楽心懐(待ちかねない気持ちで党の二十大を迎える)。凝心聚力画藍図,団結奮進新時代(青写真を実現させるために、団結して新時代を邁進する)。」朱氏はこの七言詩をもってスピーチを終えると、割れるような拍手がおこり、現場の雰囲気が再びクライマックスへと押し上げられた。

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